あわわわ！ぽわわわ♪

胸の痛みを感じていたのに
病院行かずにいた義父が(後から知った)
ついに辛くて真夜中に病院へ行くことに。


どこの病院がいいか
→二者択一で義父が決定


どうやって行くか

→救急車よりタクシーが良いと
アドバイスされ夫の車で
(しかし当然の事ながら救急車優先)


心肺停止・処置をするか

→処置


心臓破裂・処置をするか

→処置


出血多量で生命危機・病院を変えて
緊急手術をするか。一刻を争う事態。
ただし手術に耐えられない可能性もあると…。

慌ただしく入ってくる隊員が準備を始める前に決断を迫られる

→手術(義母は反対、夫と私は賛成)


手術成功・続く大量出血に輸血を行うか

→輸血
緊急輸血の呼びかけに多くの方が忙しい中病院に駆け付けてくれた。


命を繋ぐ皆さんの血を輸血しながら
人工心肺のフォローと透析は続け経過を診るが人工心肺機を外すことに。

→選択の余地無し


そして今日がその日。
最後の選択は、笑顔か泣き顔か。
出来るだけ、出来るだけなら
笑顔で見送ってあげよう


ああそうだ、まだ決まって無いものが…。

出で立ちの服も家族で選んだ。
スーツやシャツの色や形、
ネクタイやネクタイピンやお気に入りのサスペンダーも。

ただ、テーブルに準備された遺影は二枚。
笑い声さえ聞こえてきそうな
明るい笑顔で普段着の義父か
スーツを着た笑顔の義父か
遺影はまだ決めあぐねている。


どっちがいい？
教えてよ、お義父さん。